【非・バランス】 魚住直子 | macky♪worldにようこそ。
ここは現実の隙間に落っこちてる非現実の世界。夢と現をさまよう独り言を紡いでいます。
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非・バランスという本を読んだ。
作者は魚住直子さん。
このひとの小説ははじめてよむ。
うすくて読みやすそう、と手にとった。
たぶん、非・バランス、というタイトルに、ひかれた。
すいすい読める文章。
ほんの数分で、3分の1読んでしまい、いかんいかんと、購入。
帰宅し、むちゅーで読む。
タイトルのとおり、バランスを失ったふたりの女のコの物語。
とても、不安定で、不安で、こころがこわく、ぎりぎりの状態で、けんめいに、日々をおくってる。
ニュアンスがよく伝わってくる。
いまのわたしとおんなじだ。
ささいな心理描写も、よくよくわかる。
思わず感情移入して、ぼーっと、なんでも願いをかなえてくれるミドリノオバサンに、わたしはいったいなにを願うだろう、とか考えてた。
バランスを失って、心が悲鳴をあげながら、なにかにおびえながら、それでもそこから抜け出すために、光をつかもうと、ひとつ上の階段をよじのぼる。
ソウイウコトガエガカレテイタ。
うまいなぁ、と思った。
場面の、一瞬一瞬の描写が、肌で感じられる。
小説の中の空気までも、すいこめる、そんな文章を、久々に読んだなぁ。
【非・バランス】 魚住直子 [2006.05.22]
非・バランスという本を読んだ。
作者は魚住直子さん。
このひとの小説ははじめてよむ。
うすくて読みやすそう、と手にとった。
たぶん、非・バランス、というタイトルに、ひかれた。
すいすい読める文章。
ほんの数分で、3分の1読んでしまい、いかんいかんと、購入。
帰宅し、むちゅーで読む。
タイトルのとおり、バランスを失ったふたりの女のコの物語。
とても、不安定で、不安で、こころがこわく、ぎりぎりの状態で、けんめいに、日々をおくってる。
ニュアンスがよく伝わってくる。
いまのわたしとおんなじだ。
ささいな心理描写も、よくよくわかる。
思わず感情移入して、ぼーっと、なんでも願いをかなえてくれるミドリノオバサンに、わたしはいったいなにを願うだろう、とか考えてた。
バランスを失って、心が悲鳴をあげながら、なにかにおびえながら、それでもそこから抜け出すために、光をつかもうと、ひとつ上の階段をよじのぼる。
ソウイウコトガエガカレテイタ。
うまいなぁ、と思った。
場面の、一瞬一瞬の描写が、肌で感じられる。
小説の中の空気までも、すいこめる、そんな文章を、久々に読んだなぁ。
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